和味(なごみ)

お客様が「和み」、料理を「味わう」をテーマに「美味しいもの」を楽しめる場所として松原に根付いたお店。「河内鴨」や松原産の野菜など旬で新鮮な農畜産物を買い付け、素材本来の味を存分に引き出した料理を提供しています。マスメディアにも取り上げられ、松原の魅力発信の担い手でもあります。

INTERVIEW


インタビュー

和味山崎 貴光さん

「和み」、料理を「味わう」

料理店として、「美味しいものをお出しする」それは大前提。その上で、お客様が料理を楽しめないとお店をやる意味がないと私は考えています。美味しくて有名だけど店員の愛想が悪くてがっかりしたとか、そういった話をよく聞きますよね。そうじゃなくて、お客様が「和み」、料理を「味わう」。それが和味のモットーであり、店名の由来です。

河内鴨との出会い

河内鴨とはお店を始めてすぐに出会いました。地元の方に紹介してもらい、「ツムラ本店」を訪ねました。その時の条件が、鴨を仕入れるのであれば冬場のシーズンだけでなく年中使用すること。元々地元の食材を使いたいという思いがあったので、「お願いします」と。そこから11年間ずっと使い続けています。

自らの目で確かめる素材の良さ

地元の野菜では、「まったら愛っ娘〜松原育ち〜」や「難波ネギ」の生産者の皆さんとのやりとりが多いですね。直接生産者さんの顔を見て買うと、詳しく話が聞けるので安心して食材を購入できます。野菜だけでなく、河内鴨でも、例えば「夏場と冬場でエサを変えている」とか「風を当てて鴨たちを動かしている」など、そういった話には説得力がありますよね。自らの目で生産されている現場を確認し納得して食材を買う、料理を作る上で重要なプロセスです。

地場の空気と水が育む味

地域の食材を使うのは、美味しい料理への近道だと思います。例えば、北海道で海の幸を食べて美味しかったから、お土産で持って帰ってきたら同じものなのに何か味が違う、なんてことあるじゃないですか。それって、その土地の空気と水が深く関係していると思うんです。地産地消はそういう点でも理にかなっているんじゃないでしょうか。

松原の魅力発信スポットとして

私が料理の道を歩んでもう28年。和味は2007年にお店をオープンさせました。大阪市出身の私から見て、松原は住みやすいし、地域のお付き合いもまだまだ残っていて良いまちだと思います。お店のお客様もやはり松原市の方が多いですが、会社の接待などで他の地域の方が来られることもあります。地場の食材を使用するのは、そういった時に松原の魅力をアピールするためでもあるんです。特に最近ではテレビの影響もあり、大阪以外からもお越しになる方が増えました。宝塚から河内鴨を食べに来られリピーターになったお客様が、今度は松原観光しに来られる、なんてことも。食材やお店以外にも、街道や神社仏閣など松原にはまだまだたくさんのスポットがありますから、そういった点も料理とともに発信していきたいですね。

認定内容 地元食材を活用した創作料理
企業・団体名 和味
住所 〒580-0016 松原市上田2丁目1番15号(MAP参照)
連絡先 072-333-7530
WEB 和味
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